しずくライアー製作ワークショップ6日目

いよいよ最終日。

自然のめぐみがたっぷりの素材でできたライアー用ニス。


塗り重ねることで透明感を増しました。


ゆうじさんが朝早くにピンを立てました。


さぁ、弦を張る作業です。


弦を穴に通していきます。


弦の張り方も太さや種類によって色々あるので気をつけながら進めていきます。
そして、いよいよ…


完成です!!
左がレムさんのしずくライアー。



右がわたしのしずくライアーです。


最初の産声は、どんな音かな…


調弦をしていきます。

最初はまだ音が狂います。


あかちゃんにおっぱいをあげるように、


毎日調弦をして奏でてあげます。


さあ、産声です。
音はまだ安定しないけれど…



優しく温かい音…



レムさんの愛がたくさん溢れだす、レムライアー。


お誕生、おめでとうございます!!




レムさんのレムライアーを奏でさせていただきました。


ライアーは、倍音が女性の歌声のように聴こえてくることがあります。


『女神様の歌声』と呼ばれています。


このレムライアーは、なんと生まれたばかりなのに


レムさんの声と同じ、優しく落ち着いた温かい声で歌いました。


生まれたばかりのライアーが『歌う』のは、初めて聴きました。


ゆうじさんによると、昔は多かったけど最近は少なくなってきたそうです。


ライアーから溢れてくるあたたかな愛に、


思わず涙が溢れてしまいました。




みんなで輪になって奏でます。
音が渦を巻いて空へ登っていきました。


おげんさんもいっしょにね!
最後にはみんなで手を繋いで…




レムさんとミクちゃんのもとにこのライアーが生まれたことはもう決まっていた…


このくるみのきはもうすでに知っていて、その日をずっと待っていた…


私たちがこうして出逢い、生み出すことができたことにほんとうに感謝の気持ちでいっぱいです。


ありがとう、レムライアー。
我が家のタオライアーたちとしずくライアーがお見送り。
楽器工房じゆうじん特製しずくライアーバッグもお嫁入り。


リュック型にもなるので、背負っていけます。
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そうしていよいよ旅立ちの時が迫ります。

Nonoの森のしずくノオト

てらもとのの しずくライアの日々の響き、そして日本や世界を旅したあしあと、演奏会やワークショップ情報などを書いています。 青森県八戸市南郷の森に開いた工房、『楽器工房じゆうじん』の楽器職人ゆうじと、地球を救うためにやってきたあかちゃん弦樹(げんき)の3人暮らし。2019年に生まれた日本の木から生まれたしずくライアを筆頭に、2021年には炎、風、と新しいライアが生まれています。

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