タノシンバルの紐えらび

旅先が決まった満月生まれのタノシンバル。
あとふたつはどちらへ向かうのかな?

タノシンバルの紐は、ヘンプと麻から選べます。
ヘンプはそのままの生成色、麻はブルーとピンク。

太さが違うのでヘンプと麻を混ぜることはできないのですが、
麻同士であれば混ぜることもできます。
ブルーとピンクを編み込むのです。


最初は、このふたつを混ぜる方はいらっしゃるのかなぁ?と思っていましたが


このふたつのしましまもようも可愛らしくて、

「男性性と女性性が螺旋を描いているみたい!
それが一本になって、わたし、なの。」

と、この色を選んだ方がおっしゃていました。

なるほどおもしろいですね。

セットのなかでひとつずつブルーとピンクに分けて作った方もいらして、
右手と左手で持ったときの感覚を感じてみると
しっくりくる方があるそうです。
色を分けたからこそできる楽しみ方ですね。

ヘンプを選び、ご自分で染められる方もいらっしゃいます。

藍染めでグラデーションをつけた方。
柔らかなグラデーションの草木染め。
キハダと赤シソでグラデーションに染めたそうです。
茜染めもいいですよね。




旅に出る前に茜染めを体験しましたが、

浄血、造血の薬効があるそうで、

体もぽかぽか、その日のおっぱいの出も良かった気がします。

おっぱいは血液からできていますからね。


なんだか泳いでいるみたいな

海月のようなタノシンバル。
お花の季節。

お庭からいただいたお花で作った花曼荼羅のなかで

旅の出番を待つタノシンバル。
ヘンプそのものの色もとても素敵です。
オーダーいただいたタノシンバルはもちろんゆうじが編みますが、

ワークショップで作るときはみなさんに編んでいただいています。

この四つ編みという手法は、写経と同じ意味合いがあります。

私は沖縄の海のようなブルーをえらび、編んでみました。

ちょっとコツが要りますので、慣れるまで大変でした。

2本目は楽に編めましたよ。
紐は基本は短く切ってしまいますが

海月のように長く残しておいてもおもしろいですね。
職人ゆうじのタノシンバル。

みなさんがご自分で生み出すタノシンバル。

どちらも素晴らしいものです。

タノシンバルワークショップは2月も開催いたします。

ちょうど関西方面に向かいますので、

青森〜関西への途中

2月15日、16日、17日、とお時間があれば開催可能です。



また、2月9日満月に生まれたばかりのタノシンバルがふたつ、あなたに逢えるのを待っています。

こちらもお迎えくださる方をお待ちしています。

タノシンバルについては、楽器工房じゆうじん『タノシンバル』のページをご覧くださいませ。

Nonoの森のしずくノオト

てらもとのの しずくライアの日々の響き、そして日本や世界を旅したあしあと、演奏会やワークショップ情報などを書いています。 青森県八戸市南郷の森に開いた工房、『楽器工房じゆうじん』の楽器職人ゆうじと、地球を救うためにやってきたあかちゃん弦樹(げんき)の3人暮らし。2019年に生まれた日本の木から生まれたしずくライアを筆頭に、2021年には炎、風、と新しいライアが生まれています。

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