しずくライアー製作ワークショップがスタートしました

2020年8月19日 獅子座新月の日に、

しずくライアー製作ワークショップが始まりました。
今日は晴天。楽器工房じゆうじんのある青森もとても暑い日になりました。
工房に到着後、少しゆっくりしてオープニング。

ライアーとなるラフモデルとのご対面です。

こんなに大きいのね!とびっくりしながらも、にっこりと笑顔のレムさん。

岩手県の縄文遺跡のあるところからやってきた大きなくるみの樹。

その樹から生まれた日本で、世界で、3台目のラフモデルです。

1台目はわが工房のしずくライアー。

2台目はラフモデルの状態で、これからオーナーさんに彫られるのを待っています。

オーナーさんが彫って実際にライアーとして誕生するのは今回が初めてになります。

早速、Nonoがしずくライアーを演奏し、ワークショップオープニングとなりました。


そのあとしずくライアーを奏でながら彫ることになるまでのお話をしてくださったり、

私がライアーと出逢った経緯などをお話ししたりとシェアの時間になりました。

私とレムさんの音楽や音への意識が共鳴して、うんうん、とうなずくことが沢山ありました。

長年、音と触れ合ってきたからこそわかる感覚、そして気づいたこと。

そして今このタイミングでライアーを迎えることになった素晴らしい流れ。

共鳴の感動のなか、早速はじめの一彫りが始まりました。


職人ゆうじから、のみの使い方や注意点を確認します。

そしていよいよです。

はじめの一彫り。

とても嬉しそうです。

最初は刃の角度や力加減などが難しいですが、少しずつ慣れていきます。

そして、ご一緒にいらしたご長女のミクさん。

お母様がライアーを彫っているあいだ、

新月の日に、とタノシンバルを打ちはじめました。


まず裏側から。次は表へ。

そして今日はここまで。

村のスーパーから仕入れてきた新鮮な魚介類を捌いて、みんなでディナーです。

八戸のイカ、ホタテ、イナダのお刺身、

南郷のとうもろこし、枝豆、

そしてミクさんが作ってくれたナスとミョウガのお味噌汁。

お土産にいただいた、美味しい日本酒と香りの良いワイン。

とても美味しくいただきました。

ワークショップはまた明日も続きます。


Nonoの森のしずくノオト

てらもとのの しずくライアの日々の響き、そして日本や世界を旅したあしあと、演奏会やワークショップ情報などを書いています。 青森県八戸市南郷の森に開いた工房、『楽器工房じゆうじん』の楽器職人ゆうじと、地球を救うためにやってきたあかちゃん弦樹(げんき)の3人暮らし。2019年に生まれた日本の木から生まれたしずくライアを筆頭に、2021年には炎、風、と新しいライアが生まれています。

0コメント

  • 1000 / 1000